大阪で爆発的に感染者が増えている原因として考えられること

緊急事態宣言解除後にまた急増しているのは他の地域でも出ていることですが

緊急事態宣言解除後に全体的に急増しているのですが、とりわけ大阪が突出しているのは気に掛かる所です。
大阪で特徴付けられる所として考えられるのは、大阪維新政権によるミスリードとその政権を支持する府民性にあると見ます。

「いらち」な府民性ゆえに反動による気の緩みが大きいのでは

大阪府民が「いらち」(短気)な府民性にあり、その性格を捉えていることが維新の特徴なことは過去に述べています。その短気さゆえに忍耐力が芳しくないので緊急事態宣言下の自粛は東京都民以上に相当な鬱憤になることが予測されます。それゆえに解除されたときの反動による気の緩みも大きいのではないかと感じます。
時期的に見て歓送迎会や花見で羽目外してしまってませんかと。

そもそも大阪の維新政権を生み出しているのも府民の短気さであり、首長のワンマン体制によって実現される「即断即決のスピード感」を求めて維新を支持していった結果なのです。
維新の人たちが異様に「スピード感」という言葉を強調するのも府民が待たされることを極度に嫌う短気な性格を承知の上で言葉を選んでいるわけですよ。

大阪府知事が公然と誤った情報を流すのも大きい

イソジンだったり、マスクの着用の仕方だったり、府知事が公然と誤った情報を流すことで、不適切な対応をとった結果感染が拡大させた可能性も大でしょう。

風邪やインフルエンザが猛威を振るっています。予防としてマスクをつけている人がたくさんおられますが、そのほとんどが何かあるとすぐにマスクをアゴやのどにずらしてしゃべったり、アゴにずらしたり口にかぶせたりまたアゴにずらしたり口にかぶせたり、を頻回に繰り返したりしておられます。クリニックに来られる人の恐らくは99%以上はマスクをすぐにアゴにずらされます。マスクを着用するときには何があっても絶対にマスクをアゴにずらさないでください。その時点でそのマスクは捨てるべきものとなります。これを読まれた方のほとんどが意味がわからないと感じておられると思います。理由を説明します。マスクで覆われた口の周囲は色んな病原体から守られていますが、マスクで覆われていない部分、例えばアゴなどには空気中を飛んでいるいろいろな病原体が付着しているものと思ってください。この季節ならインフルエンザウイルスもそうです。マスクをアゴにずらした瞬間にアゴに付着している病原体はマスクについてしまいます。そして自分でそのようにして病原体を付けてしまったマスクを再度口もとにかぶせるとどうなりますか?今までせっかく病原体を吸い込まないようにマスクをしていたのに、わざわざ自分でそのマスクに病原体を付着させて、汚れたマスクを再度着けることによって病原体を吸い込むことになるのです。何があっても絶対にマスクはあごやのどにずらさないでください!!マスク着用の際に絶対に守らないといけないことです。

https://ueshima-clinic.jp/blog/column/446

あごマスクなんて医療関係者から「悪い例」として説明しているぐらいのダメ事例なのに、府知事が奨めているなんて正気の沙汰ではありません。

イソジンでのうがいも効果について十分な検証が得られていないですし、下手をすれば陽性者が一時的に口腔内のウイルスが減少していまい、検査をすり抜けて陰性反応が出てしまう可能性すらあります。

維新の政策の問題で尚更危機的です

維新の政策は、市場原理主義に則って市場競争に晒しておけば適者生存の論理で最適化されるという信念から、公的なものは解体し何でも民営化して市場競争に晒そうという路線です。
その結果として公営の医療機関が大幅削減されています。これが非常時の医療体制に対する余裕のなさに直結しており、この非常時において医療体制の顕著な逼迫を招いている状態にあります。
平時に無駄だと非難して切り捨てようとしていたものは、非常時の備えになるものだったのです。

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