新しいリーダーシップを発揮しようとした憲法についてひとこと

いまだにGHQの押し付け論があるんですけど、そもそもGHQ案には入っていなかったんですよ。
なぜなら後から幣原喜重郎が採り入れてもらうようマッカーサーに提案した結果として採用され、後付けされた条項だからです。
これを幣原喜重郎本人が提案したのだとオフレコ取材で直接聞いている中日新聞の記者、すごいですね。これで押し付け論がウソだということが確定でしょう。

幣原喜重郎はどのようなつもりで提案したのでしょうか

平野三郎の憲法調査会への『報告書』による、幣原喜重郎元首相の主な言に以下の件があります。

 僕は平和の鍵を握っていたのだ。何か僕は天命をさずかったような気がしていた。非武装宣言ということは、従来の観念からすれば全く狂気の沙汰である。だが今では正気の沙汰とは何かということである。武装宣言が正気の沙汰か。それこそ狂気の沙汰だという結論は、考えに考え抜いた結果もう出ている。要するに世界は今一人の狂人を必要としているということである。何人かが自ら買って出て狂人とならない限り、世界は軍拡競争の蟻地獄から抜け出すことができないのである。これは素晴らしい狂人である。世界史の扉を開く狂人である。その歴史的使命を日本が果たすのだ。

https://www.benricho.org/kenpou/shidehara-9jyou.html

 「何人かが自ら買って出て狂人とならない限り、世界は軍拡競争の蟻地獄から抜け出すことができない」と述べている所が幣原喜重郎は先見の明があると言えます。むしろそれを率先して買って出た者が将来リーダーシップを発揮できる存在になれるんですよ。そういう意味では幣原は将来日本が世界でリーダーシップを発揮する立場になろうという野心があったとも受け取れます。

この先戦争なんてできなくなる

兵器の研究開発でより破壊力を持つようになっているわけですよね。これバンバン使われたらどうなりますか?地球そのものが持たないですよ。環境破壊の最たるものって巨大開発とかそういうのじゃなくて戦争なんですよ。

いくら国家の利権や国家のイデオロギー支配のためとは言え、こんな破壊力のある兵器を使って環境破壊していったら、人が住めなくなります。それでは元も子もありません。
だから、この先国際紛争を解決するにあたって外交努力を求められるようになるでしょう。これが幣原喜重郎が描いていた未来像にあったからこのような提案をしたのではないかと思うんですよ。

戦争こそがもっとも地球を破壊する行為だとまずは頭に入れておいてほしいものです。


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